エコ替え電球で地球温暖化対策
エコ替え電球という言葉をよく耳にするようになっています。
環境対策、地球温暖化対策、という言葉をあちこちで見かけます。先日行われた洞爺湖サミットの中心テーマも環境対策でした。地球温暖化、環境破壊は目に見える形で起こりはじめており、まさに待ったなし、一人一人が意識して取り組まなければならない時代になった、ということでしょうか。
そのため、省エネ、エコロジーへの関心も高まっています。少しでもエネルギー効率のいいものを、環境に悪影響をもたらさないものを、という動きが活発化しており、企業もそれを売りにした製品をアピールしています。
そんな中、エコライフを目指すためのエコ商品としてエコ替え電球という言葉が注目されるようになっているのです。
これは現在主流になっている白熱電球に替えて電球型蛍光灯にしよう、という動きです。白熱電球は電力消費が多く、エネルギー効率が悪いため、より効率のいい電球型蛍光灯に替えようというのです。
2008年4月には政府が2012年までに白熱電球の生産を中止するよう各メーカーに要請した、というニュースが流れ話題になりました。それにあわせ、大手メーカーの東芝は2010年を目標に白熱電球の生産を中止すると発表しました。
エコ替え電球の二酸化炭素排出量
ただ、このエコ替え電球の問題は現在賛否両論が渦巻いている状況です。
ある統計によると、同じ明るさの白熱電球と、電球型蛍光灯では消費電力は4分の1、寿命は6倍の差がでるというデータが出ています。電球型蛍光灯のメリットは明らかな状況。二酸化炭素排出量も相当数削減できることが期待されています。
とはいえ、今まで愛用され、普及している白熱電球を一気になくす、というのはあまりに性急な気もします。ましてエコ替え電球ではいまからでも白熱電球をやめて電球型蛍光灯にしよう、という働きかけがなされています。まだ使える白熱電球を取り替えることが本当の環境対策になるのでしょうか、という疑問もあります。不要なゴミが増えるわけですし、売れずに廃棄処分にされるものも増えます。最後まで使い切る、という「もったいない」の精神にも外れる考え方、という批判もあります。
また、白熱電球のもつ独特の暖かみに魅力を感じている人も多いもの。急にエコグッズとしてエコ替え電球といわれても納得しがたい人も少なくないと思われます。
それに価格の問題もあります。まだまだ電球型蛍光灯は白熱電球に比べて価格が高いのが現状。物価高で苦しんでいる状況下でさらなる負担を強いるような動きが果たして受け入れられるのでしょうか。